教えて伊藤先生、医師が解説医療の現場で見るみかさの野菜パウダーのメリットとは

クリニックで患者さんに「みかさの国産野菜パウダー」をお勧めしているという伊藤先生に野菜パウダーのメリットと、活用法について解説いただきます!

子育て期間は同時通訳として国賓の通訳を務める程のキャリアを築かれた伊藤先生が、さらに医師を目指そうと思われたきっかけは?

医学部に入学したのは下の子どもが小学校に入って少ししてからです。

同時通訳の仕事で医学系や生物系の分野の会議をする中で医学領域への関心が高まっていったのですが、薬物や外科的手法に限らず、食や栄養などのより自然なアプローチで健康を作って増進するために自分が役立てたら、という思いに至り、自分で医師免許を取得しようと考えました。

元々子供が好きですし、健康を作るのは子供の時からが大切なので小児科を希望し、小児科での研修後に、予防医学や健康教育など広い視点で健康について学ぶ公衆衛生学の大学院に進みました。

キッチンワークショップの様子

キッチンワークショップの様子

健康を作るのは食と栄養だけではできず、睡眠、運動、ストレス管理、環境管理、人間関係など多面的なアプローチが必要で、それを「トータル・ヘルス・プロモーション」と公衆衛生では呼んでおり、トータルに健康を作っていくことが大切です。

これは私が代表理事を務める NPO のテーマでもあります。

ただ、その中でも食と栄養はやはり一番大切で基本的な部分でもあり、NPO で行っている活動の一つであるキッチンワークショップで、医師が自ら講師を務めて、食材について、調理法について参加者の方々と一緒に学び、作って食べる機会を毎月設けています。

キッチンワークショップの様子

花粉症対策のキッチンワークショップでは、抗アレルギー効果があるカルコンを含む、明日葉パウダーをスープに利用。

大人も子どもも、野菜不足が問題になっていますが、それはなぜでしょうか?

野菜の重要性を認識している方と、野菜に無頓着な方で、二極化しているようです。

健康志向の強い方は「野菜が大事」という思いがしっかりあり、むしろ野菜はしっかり食べるけれどもタンパク質が不足し、栄養失調状態になっている方が最近は増えています。

一方で、下記のグラフのとおり過半数の方は野菜が足りない食生活になっています。

野菜消費量の推移
世代別野菜少量

小児科の診療で、風邪をひきやすいお子さんに偏食がないか尋ねると、ほとんどのお子さんが野菜嫌いです。

野菜などに含まれるビタミン・ミネラルなどの微量栄養素が体内に多く含まれると(血中濃度が高いと)風邪やインフルエンザなどの感染症に罹りにくいという研究結果が、日本人の小学生を対象にした研究でもでています。

子供に野菜野菜を食べさせる画像

みかさの野菜パウダーに出会ったきっかけを教えてください。

三笠産業さんの野菜パウダーとの出会いは、三笠産業さんの会社のホームページを見て、でした。

三笠産業さんが取り扱っている「スヌーズレン」という障害児対象の光壁面の製品のご紹介を受けており、そちらをリサーチしていた際に野菜パウダーを作っている会社と知り、社長さんにお会いしたときに私からお尋ねしました。

小児科の診療の中でも、離乳食のときから野菜が食べられない、などの相談が多く、何か、もっと野菜を摂れる方法はないだろうかとずっと考えておりましたので、野菜パウダー、しかも国産の野菜の栄養がそのまま保持されていて、かつ加熱調理などをせずにそのまま活用できることを知り、さらに添加物不使用とのことだったのでこれは離乳食や幼児食にうってつけ、と思いました。

離乳食を食べさせる画像

私が展開しているキッチン・ワークショップでも、お味噌汁に「れんこんパウダー」を入れて提供したり、鶏肉の下味として「しょうがパウダー」を使うなどしています。

パウダーがとても細かいので舌触りがよく、味も鮮度もそのままに味わうことができます。

みかさの野菜パウダーの魅力は?

れんこんやゴボウなど、野菜そのままでは扱いが面倒であったりする野菜がそのまま細かい粉末になっているので、不足しがちな食物繊維がしっかり摂れることは貴重です。

乳幼児が苦手になりがちな、ほうれん草や小松菜、明日葉なども粉として、スープや、間食にまぜて食べるなどもできるので、応用が効きます。

乳幼児だけでなく、忙しくて野菜がとれない大人たち、介護食、そして医療的ケアが必要なミキサー食の方々にもとても貴重な栄養源となります。

離乳食にパウダーを振りかける画像

パウダーが細かいことで消化吸収がよいことからも、このような方々に適しているといえます。

野菜の粉としては摂りづらい、という方にはサプリメント感覚で錠剤になっている野菜の粒「ベジチャージ」もよいでしょう。

野菜パウダーをお勧めされているのはどんな方々ですか?

野菜パウダーは、私の専門が小児科、公衆衛生なので、主に子ども達にお勧めしています。

漢方の粉をそのままでは飲みにくいと感じる子ども達が多いので、漢方の粉と「にんじんパウダー」を混ぜると飲める、など、お好みで野菜パウダーを一緒にお勧めして、漢方と野菜と一緒に摂ってもらえる喜びを感じます。

スプーン一杯の漢方薬の画像

お気に入りの野菜パウダーや使い方は何ですか?

「れんこんパウダー」、「ごぼうパウダー」は、野菜そのままでは取扱いが手間なので、それが粉になってすぐに食べられる、というのはとても便利です。

ほうれん草、小松菜、明日葉なども、野菜そのままでは鮮度が落ちてしまうなど長持ちしませんが、パウダーでしたら保存がきき、応用もききます。

レンコンパウダーの画像

また、レモンやゆずなど、柑橘系のパウダーは風味づけに適量使って豊かな風味を手軽に楽しむことができます。

レモンパウダーの画像

お話しをうかがって

伊藤先生のお話しから、野菜不足が子どもたちの健康に影響していること、そして「みかさの国産野菜パウダー」がさまざまな方の野菜摂取に役立てられることをうかがい、これからも安心安全で栄養たっぷりの野菜パウダーをお届けしていきたいと想いを新たにしました(オンラインショップ店長 佐伯)。

プロフィール

伊藤明子(いとう みつこ)

小児科医、公衆衛生専門医

ドクター伊藤明子の写真

東京大学医学部附属病院小児科医、東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学 /健康医療政策学教室非常勤講師、赤坂ファミリークリニック院長、NPO 法人Healthy Children, Healthy Lives 代表理事、有限会社アクエリアス代表取締役社長(同時通訳・国際会議運営)、同時通訳者
東京外国語大学卒、帝京大学医学部卒、東京大学大学院医学系研究科卒。近著に「小児科医がすすめる最高の子育て食」講談社。テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」ほか、多数のメディアに出演・掲載。2 児の母。

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