レンコンがアレルギーの季節を応援！健康成分の解説とおすすめレシピを紹介

生のレンコンは冷蔵保存しても短期間しかもたないので、日持ちさせるためにパウダーに加工したいと考えている方も多いでしょう。レンコンパウダーは市販されているものも多いので、自宅で作るのは難しいというイメージがありますが、手作りすることは可能なのでしょうか。

今回は、レンコンパウダーを自宅で作るコツと、レンコンパウダーの具体的な作り方をご紹介します。

自宅でレンコンパウダーは作れる？

結論から言うと、必要な道具が揃っていれば自宅でレンコンパウダーを作ることは可能です。

レンコンパウダーを手作りする方法には、天日干しする方法、電子レンジを使う方法の2パターンがあります。しかし、いずれの場合もレンコンを薄くカットするスライサーと、細かく粉砕するミルサーが必要になります。

スライサーについては包丁で代用する方法もありますが、レンコンパウダーを定期的に使用したい場合は、今後の手間も考えて便利なスライサーを用意するのがおすすめです。

一方、ミルサーに関してはミキサーで代用することも可能ですが、材料を粉末状にすることを目的としたミルサーに対し、ミキサーはすり下ろし状態にすることを目的としたものなので、できあがったパウダーの仕上がりがやや異なる場合があります。

市販のレンコンパウダーに近い仕上がりを希望する場合は、ミキサーではなくミルサーを準備した方がよいでしょう。

なお、天日干しで手作りする場合は、スライスしたレンコンを並べておくざるや干し野菜ネットが必要です。

レンコンパウダーを手作りする方法のうち、最もスタンダードな天日干しのやり方をご紹介します。

以上がレンコンパウダーを天日干しで作る方法ですが、上記の手順で押さえておきたいコツが2つあります。

まず1つ目は、レンコンの皮をなるべくむかないことです。

レンコンのように土の中で育つ根菜類は、水分を逃さないよう、皮付近に栄養分の壁を作る性質があります。そのため、レンコンパウダーを作るときは皮も一緒に使用するのがおすすめです。

レンコンの表面に泥などの汚れが付いている場合でも、なるべく包丁やピーラーは使用せず、丸めたアルミホイルで汚れをこすり落とすようにしましょう。

2つ目のコツは、湿気に注意することです。

スライスしたレンコンを天日干しにするのは、レンコンに含まれる水分を飛ばすためですが、雨や雪が降っている日や、湿度の高い日に干すと、逆に水分を吸い込んでしまうおそれがあります。

場合によってはカビが生えてしまうこともありますので、天気の悪い日や湿度の高い日は室内に入れておきましょう。晴れた日も、日が落ちた夕方以降は室内に入れ、なるべく湿気のない場所に置いておくと、水分の影響を受けずに済みます。

天候が悪い日が続く場合は、電子レンジを使ってレンコンパウダーを作る方法もあります。

作り方の手順は以下の通りです。

レンジを使う方法でも、約2日間干す工程は変わりませんが、天候や季節に左右されず、一年通してレンコンパウダーを作れるところが特徴です。

ただ、電子レンジを使用すると急激に熱を加えることになるため、レンコンに含まれるビタミンCが壊れてしまうおそれがあります。電子レンジを使用する場合は、レンコンの量と加熱時間、電子レンジのワット数などをチェックし、加熱し過ぎないよう注意しましょう。

また、室内干しの場合、空気が乾燥していないとレンコンの水分が抜けきらないことがあります。1日〜2日干したら、一度レンコンを触ってみて、手で砕けるくらいカリカリになっているかどうかを確認してからミルサーにかけるようにしましょう。

レンコンパウダーは必要な道具があれば自宅で手作りすることも可能ですが、レンコンをスライスしたり、2日間にわたって天日干ししたりと、かなりの手間と時間がかかります。

電子レンジを使用すれば乾燥時間を短縮できますが、加熱しすぎるとレンコンに含まれる栄養素が失われてしまう可能性があるため、細心の注意が必要です。

もっと手軽にレンコンパウダーを使いたい場合は、無理に手作りせず、市販のレンコンパウダーを使った方が効率的といえるでしょう。

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きめ細かなパウダーはさまざまな用途に使えますので、毎日手軽にレンコン生活を続けたい方は、れんこんファインパウダーをお試しください。